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初!フリー作品作ってみました

ご訪問有難うございます。
今月でブログを始めてから半年になります。元来何事も長続きしない私が、半年ブログを続けてこれたのはひとえに足を運んで下さる方々、快くリンクして下さったサイト様方、拍手やコメントを残して下さる方々のお陰だと思っています。まだまだ拙い文章しか書けない自分ですが、これからもよろしくお願い致します。

今回自分的記念でフリー作品(短いですが)を用意しましたので、もらっても良いよなんて方はそうそういらっしゃらないと思いますが、ご自由にお持ち帰り下さいね。



名前の秘め事




「キョーコ…」

敦賀さんのマンションで夕食後リビングで寛いでいると、不意に彼の長い両腕に囲われ、一段と色気を増した声で私の名前を呼ぶ。私はそれだけで顔が熱くなる。きっと真っ赤になってる。だっていつもは2人でいる時も「最上さん」としか呼ばない。

彼が私の名を呼ぶときは…それはこれから甘いひと時を過ごす時の合図。
敦賀さんは少し切なそうに愛おしそうに見つめるけれど、私はいつも恥ずかしくなって俯き彼にしがみつく事しか出来ない。

「キョーコ…寝室へ行く?」

吐息混じりに耳元で囁かれるだけで、全身に電流が流れたような感覚。私は頷くのがやっとで彼に抱きかかえられ寝室へ向かう。
そして幾度となく呼ばれる自分の名前。私もまたその時だけ彼を名前で呼ぶ、というより呼ばされる。いくら付き合っていても普段なら絶対口にする事はない「蓮」と…。



翌日彼はいくつかの仕事をこなした後、今撮っているドラマのロケに合流してきた。ちょうど休憩中で私は男性スタッフに声をかけられ談笑しているところ、遠目に彼と目が合った・・・。

「おはようございます」

爽やかな笑顔を振り撒きこちらへ向かってくる。優雅な歩行で誰をも魅了するその笑顔で・・でも、何で?何か怒ってる気がする…。

「敦賀さん、おはようございます」

私は丁寧にお辞儀をして挨拶する。

「あはよう、最上さん」

彼もみんなと同じように挨拶を返してくれるんだけど…。

「敦賀君入ったのでリハーサル始めます」

監督の掛け声に私と話していたスタッフもそちらに注意を向ける。
その瞬間私の耳元に

「キョーコ…愛してるよ…」

と、昨夜の声で囁かれた。途端に夜のあれこれが脳裏をよぎり、山が大噴火したように頭に血が上る。

「つっ敦賀さん!意地悪です!!」
「ええ!?急にどうしたの?京子ちゃん」

そばにいたスタッフが訳が分からないというように私と敦賀さんを見比べる。

「撮影前に発破かけただけですよ?」

敦賀さんは何食わぬ顔で似非紳士スマイルを振り撒いていた。



終わり
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