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呪縛を解くのは・・・(8)

続き物なのに間開いちゃってます(^_^;)しかもすごく短いですが、よろしかったらどうぞ・・。




キョーコはジュリエナと行動を共にしてからずっと不思議な感覚を覚えていた。今日初めて会ったのにまるで以前から知っているような感じ。それはクーヒズリの奥さんだということもあるかもしれないし、ジュリエナがキョーコを娘同然に扱ってくれているからかもしれない。

(敦賀さんがジュリエナさんのモデルウォークをお手本にしてたからイメージが被るのかしら・・・?)

更に深く思考の奥に入り込もうとするのをジュリエナの声で戻された。

“ふぇ?”

突然現実に引き戻されてすぐに応答できずにいると

“どうしたの?疲れちゃったかしら?”

ソファーの向かい側から身を乗り出し少し心配そうに覗き込む。

(はっ!しまった!私ったら)

“いえ、少し考え事を・・ジュリエナさんとは初めてお会いしたのにまるで以前から知っているような気がして不思議に思っていたんです。”
“そう?私も初めてという気がしないわ?あなたが出演したドラマや映像繰り返し見てたもの”

ふふっと微笑しながら言われるとキョーコはほんのりと頬を染めた。

(何か・・同じ女性なのにドキドキしちゃうわ・・・そう!こういうところも敦賀さんと被るのよ、やっぱり美しい人はみんな似たようなオーラとかを持ってるのかしら)

段々と打ち解けてきて2人の会話も弾んでいた。キョーコはこれまで母親とのスキンシップはほとんどなく過ごしてきたので、明らかに好意を示してくれるジュリエナとの会話はとても楽しく嬉しいひと時だった。
この話題に触れるまでは・・・。

その話題に触れた途端、キョーコの表情は一変し口も重くなる。
ジュリエナはそんなキョーコの心の動きを見逃すまいと見つめる。

そもそもジュリエナの来日目的はキョーコだったのだ。当然愛する息子に逢いたい気持ちだってあるにはあったけれど、キョーコの事は夫に話を聞いて興味を持ち、キョーコが出ている映像を全て送ってもらい数え切れないほど何回も観ていた。来日を決定打にしたのは、あのドラマの打ち上げパーティーのときのもの。周りの人間は誤魔化せてもジュリエナには解ってしまった。この子が心に秘めているものを。



続く



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