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呪縛を解くのは・・・(7)

今回すごく短いです。前回蓮が電話をかけて車を走らせてるとこで終わってますが、その続きでなくジュリママとキョーコのその後の動きになってます。


「………はい、はい分かりました、お休みなさい、失礼します…」

キョーコは携帯電話を閉じてふうっと息をついた。今はジュリエナの宿泊先のホテルに戻ってきている。夜景を見に行ったりとまだ出歩きたそうなジュリエナにキョーコが

“夜景ならママのホテルでゆっくり見たい”

少し照れながら放った一言で決定したのだ。

(何てめまぐるしい1日なんだろう…すっかりジュリエナさんペースにはまっちゃってたし・・でもさっき・・・)

「うわ、綺麗~」

考え事をしていたが急にそれは瞳に飛び込んできた。
ジュリエナが宿泊しているホテルからの夜景はとても美しい。電話中からずっとそこにいたのだが、見えてはいても意識が景色に向いておらずちゃんと見てはいなかったのだ。キョーコは窓に張り付くようにして瞳をキラキラさせながら見入っている。

(窓全部が宝石箱みたい!・・なんて・・・そういえば敦賀さんのマンションからの夜景も綺麗だったっけ・・)

浮かれ踊りながら夜景を見ていたが、蓮のことを思い出しピタリと動きが止まった。

(・・・さっきジュリエナさんいて良かったかも・・敦賀さんと話してる時どこも不自然じゃなかったよね・・・何かダークムーンの打ち上げ以来顔合わせにくいのよね、あの時何で怒ってたのかもよくわからないし、あまり考えたくない敦賀さんのこと・・・)

“キョーコ?今晩ここへ泊まる事、もう下宿先へ連絡した?”
“あ、はい、今電話したところです。その後この夜景に見とれてました”
“そう、私もお話したかったけれど・・・”
“いえ!あの向こうは英語が話せないので、お気持ちだけで・・”
“そうね、驚かせてしまうわねきっと・・でも嬉しいわ、今晩ずっとキョーコと過ごせるなんて!・・夢だったのよ!娘と飲みながら語り明かすの!!”

その発言にギョッとしたキョーコは慌てて

“あの!ジュリエナさん!私まだ飲酒年齢に達していないので・・・”
“クス…分かってるわ、だから飲むほうは近い未来にかなえて頂戴ね?”
“飲むほうはってことは・・”
“語るほうは今でもOKでしょ?”

にぃっと笑ってウインクしながら“紅茶入れるわ”とキッチンへ向かうジュリエナ。一瞬その表情に何か含みがあるような気がしたキョーコだが

“紅茶なら私入れます”

とパタパタジュリエナの後を追いかけていった。



続く
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