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呪縛を解くのは・・・(4)

最近訪ねて下さる方が増えたようで、恥ずかしさと嬉しさでぐるぐるしてます。うっかり来てしまい不快になられてたらごめんなさいですし、少しでも楽しんで頂けたなら嬉しいです。最近なかなかお話UPできてないですが、今日はすごく短いのを・・・。


“…落ち着いたかしら、キョーコ?”
“は、はい、スミマセン、取り乱してしまって…”

キョーコは絶叫した後その場にへたり込んでしまったので、とりあえず中へ通されて水をもらっていた。
コップに半分位残っている水を一口飲み改めてジュリエナを見た。長い髪は金色に輝き、青い澄んだ瞳。身体のパーツすべてが美しく奇跡のようで、でもなぜか一瞬懐かしさもよぎった。
ふと、視線を感じたジュリエナが優しい笑みを浮かべながら、キョーコの向かいのソファに腰を下ろした。すべての動作立ち居振る舞いが美しくてつい見惚れてしまうキョーコだったが、何か引っかかりを覚えた。それが何か考える間もなく

“実はね、夫に話を聞いてからキョーコに会えるのをとても楽しみにしてたのよ”
“私の事を…ですか?”
“ええ、育てがいのある役者の卵を見つけたって、もう一人自分に子供が出来たんだって喜んでたわ”
“先生が…そんな風に…”
“先生?”
“あ、はい、滞在中演技の事を色々教えて頂いたので…お父さんと呼んでいいと言われましたが、まだ照れてしまって…”

頬を染めて照れているのを見て、ジュリエナは思わずキョーコをぎゅっと抱きしめた。

“んもう~かわいすぎよ、キョーコ!!でもそうね、急にママじゃ呼びにくいかしら?すぐでなくてもそう呼んでくれるとうれしいわ?”
“分りました。自然にママと呼べるまではお名前で呼ばせて下さい”

上目づかいにおずおずと見上げられ一瞬固まったジュリエナだったが

“さあ、もう落ち着いた事だし行くわよキョーコ!!”
“え?行くってどちらに…”
“もちろん!ショッピングに食事に観光に!娘と休暇を楽しむために来たんだもの、一秒だって惜しいわ!!”

キョーコはジュリエナに手を引かれてそのペースに巻き込まれていく。

(それにしても、あんな顔するキョーコが傍にいて彼はよく何もせずにいられるわね…)

ジュリエナは颯爽と歩きながらそんな事を考えていた。


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