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吃驚仰天な人々 その1

短めのを気まぐれに書いてみました。打ち上げパーティーに係わっていない人達?の話です。尚視点です。

「尚、少しの間だからここで待ってて?」
「ああ、いってらっしゃい」

アカトキ事務所のロビー。祥子さんの用事で寄っただけなんだが・・・何かいつもと様子が違う気がする。
何か物足りないような・・・そんな事を考えていると

「しょーうーちゃん」

背後からガバッと抱きつかれた。

「…なんだ、ポチリか。お前もいたのか」
「もーう、いたのか、はないでしょー!折角尚ちゃんに会えて嬉しかったのにぃ」

ぷうっと頬を膨らませて腕にしがみつく。

「はは、悪い、何か今日は事務所静かだなーと思って…」

そうだ、静かなんだ。いつも俺が通るところで歓声が上がるのに今日は何も聞こえない・・なんでだ!?

「ああ、みんなテレビ観てるのよ。ダークムーンの打ち上げパーティーの時の特番やってるから」

ポチリは興味無さそうにテレビがある方に顔を向けた。
ああ、確かにあそこに人だかりが出来てるな。そっちへ意識を向けると観ている人間たちから聞きたくもない名前が聞こえてきて腹が立つ。立ち去ろうと思った時、

「ねえ、誰?あの人、貴島さんと一緒にいる女の人~すごい綺麗だけど、ドラマに出てたっけ?」
「え~わかんなーい、あ、インタビューするみたいよ」

俺は何でか気になってテレビに近づいていった。

「あ、尚ちゃん待ってー」

画面に大きく映し出された女・・・これは・・もしかして・・・

『ごきげんよう、皆様』

凍りつくような影りのある表情で見据える・・・この表情は俺も知ってる。

『え!?君、美緒なの!?全然ビジュアル違うから分らなかったよー』
『はい、美緒で話すとやっと気が付いてもらえます』
『でっしょー!!俺もびっくりよ、この変身っぷり!』

画面の向こうではにぎやかに会話が続いている。

「えー!美緒だって、この子ー」
「全然違うー」

画面のこちら側でもざわついている。

「尚…ちゃん?」

ポチリが絡めた腕に力を込める。
美緒を解いても、俺の知ってるアイツじゃないと直感で感じた。ビジュアルのせいか?…いや、それだけじゃない、何か、何か違う。
俺は、まるで足と床が一体化したような感覚を覚え、しばらくそこから見動き出来なくなっていた。



終り
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