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呪縛を解くのは・・・(2)

昨日の地震は関東も結構揺れたので怖かったです。家潰れるんじゃないかと・・・。でも東北の方は津波の被害が大きく大勢の方が大変な目に遭われていますね。一人でも多くの人が無事に助かる事を祈るばかりです。

「最上君!!やっと捕まえたよ!携帯も繋がらないしさー」

この事務所内でかなり遠くにいたとしてもこの人だと分るいでたち。きらびやかな衣装に装飾品。

(社長、まだエジプト熱冷めてなかったんだ・・・)

キョーコは心の中でそんな事を思いながらもいつものように綺麗なおじぎで挨拶する。

「社長、お疲れ様です。携帯電話を部室に置きっぱなしでしたので、すみません。何か御用でしたか?」
「ああ、急なんだが君にまたお客の世話を頼みたいと思ってね」

そう言われた途端、以前「危ない仕事」で大変だった事が脳裏をよぎる。キョーコは少しひきつりながら

「こ、今回はどのようなお客様なのでしょう?」
「ん?そう警戒するな。今度は美しいご婦人だ。昨日遅くにこっちに着いてな、何日かのオフを日本で過ごしたいって事なんだ。彼女はほとんど日本語わからんし通訳も兼ねてついてくれ」
「でも…そんなプライベートでいらしたのに、私なんかが付いていてご迷惑にならないでしょうか?」
「心配ない、向こうはドラマを見て君の事も知ってるし・・あ、スケジュールの事はは椹に頼んだから。じゃ、頼むわ」

依頼書を手渡し、ひらひら手を振り去っていく。

「う~ん、話を聞く限りでは普通そうだけど・・」

でもあの社長のお客さんだし何か裏があるのかもと、依頼書をガサガサ広げると・・・

「ホテル名と部屋番号と名前しか書かれてないじゃない!」

それに走り書きで迎えに行く時間が書かれていたが…

「…もうすぐ約束の時間!!間に合わない!!」

超高速で目にも眩しいピンクつなぎが事務所内を駆け巡って行った。




「…あれ、今のキョーコちゃんだよな…」

ほんの一瞬だったが、車の後部座席に乗り込むピンクつなぎと栗毛の髪が二人の目にとまった。

「…そうですね。つなぎを着てるしラブミー部の依頼じゃないですか……運転してるのが社長の秘書でしたから、社長の依頼でしょう」

先に声を発した方の社は少し慄いて担当俳優を見上げる。

(蓮…この距離で運転手の顔までチェックしてたのか…まあ、車が高級車だったからどっちにしろ社長の用事だっていうのはわかるけど…)

「でも折角久しぶりにキョーコちゃんに会えるかと思ったのにすれ違いになったな」
「…彼女も最近忙しいみたいですからね……ダークムーンの打ち上げがきっかけで仕事が増えたようですし…」

社は蓮の顔をじっと見ていたが、なんの感情もつかめないでいた。

(打ち上げパーティも挨拶したきり、ほとんど会話もなく…どうなってんだよ、この二人は…)

遠ざかっていく車を見送りながら、足早に事務所に向かう二人だった。




続く

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