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決断の時 R

蓮視点です。でもやっぱりここで終了!?なところで終わってます(^_^;)


俺は今何をしたんだ・・・
カインヒールとして行動したのではない。
そのときの俺は素に戻っていた。
だが彼女もセツではなかった。
まるで都合のいい夢を見ているようだ。
まだそこに残る感触・・
それが現実の出来事だと証明している。
・・彼女とのキス・・・


度々クオンの闇にのまれる俺を彼女はその都度呼び戻してくれる。
何も聞かずにただセツに徹して。
年齢も役者歴も上な俺がもっとしっかりしなくてはいけないのに情けない。
そんな自分に嫌気がさす。
でも彼女を手放す事は考えられない。
それはヒール兄弟設定が終わっても・・・

夜の街を歩いていて見つけたイルミネーション。
いかにもこの子が好きそうだな・・
セツとして振舞っているけど素の部分のこの子が喜んでるのが分かる。
そんな彼女が可愛くて愛しさが増す。
それにこのイルミネーションもこの子と一緒でなければただ素通りしていただろう。
この子と一緒だからこそ、この光も特別美しく感じられる。

暫く光り輝く景色に目を奪われていたがふと視線を感じた。
彼女と目が合った瞬間、何かが弾けた。街のざわめきは聞こえなくなり、視界には彼女だけが映る。

長い間見つめ合っていた気がする・・
そしてお互いが引き寄せあうように縮まる距離。

そのときの俺は素に戻っていた。
だが彼女もセツではなかった。
甘くて儚い瞬間・・・

2人ともライトが落とされた事で我に返った。
今のは・・夢か?いや・・・まだそこに残る感触が現実だと証明している。

“行くぞ・・”

カインとして言葉を発し彼女の肩を抱きその場を立ち去る。
このままホテルへ帰ったらどうなるのだろう。
俺はどうするのか・・この子は?
考えが纏まらないまま部屋に入り、彼女を真っ直ぐに見つめた。
出てきた言葉は

「最上さん・・」

カインではなく俺だった。彼女は目を見開き固まっている。
勘違いではない。その場の空気に流されてでもない。
あの時2人同じ気持ちで触れたはずだ。
固まっている彼女の頬をすっと撫でたらピクリと反応した。
耳元に囁くように

「最上さんが好きだよ」

そう言ったら耳も頬も朱に染まった。
そんなこの子が可愛くて愛しくて理性はどこかに吹き飛んだ。
返事を訊く余裕もなく自分のそれで塞ぐ。

話は後でいくらでも聞くから・・・今はただこのままで・・・




終わり







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