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鏡開きとお汁粉

小話的なものです。ヤッシーの話っぽいかも・・・。

「ん?・・何だこの匂い・・・」

いつものように忙しい合間を縫って立ち寄った事務所ロビーには、いつもと違う甘いような香りに包まれていて社は同意を求めるように隣の担当俳優を見上げた。
蓮は神々スマイルである一点を見つめている。社もその視線の先を追っていくと、蓮の想い人キョーコが大きな鍋の前で何やら配っているのが確認できた。

「あ、キョーコちゃんだ」

社の声が届いたわけではないが、キョーコは2人の存在に気が付いたようで深々とお辞儀をして、2人が近くまできた時にもう一度挨拶した。

「お疲れ様です!」

キューティーハニースマイルを炸裂させるキョーコに一瞬固まる蓮だったが、

「最上さんは今日はラブミー部なの?」

ピンクつなぎ姿のキョーコに問う。

「はい!社長からの要請でここで皆さんにお汁粉を召し上がっていただいてました」
「お汁粉!だから甘い匂いしてたのかー・・そうか、鏡開きだもんな」
(・・かがみびらき?・・・かがみびらき・・何だっけ、それ・・)

後で携帯で調べようという蓮の微妙な表情に気付くことなくキョーコは

「そうなんです、今日はずっとモー子さ・・琴南さんと天宮さんと交代しながらここにいるのですが、あの・・良かったら甘いの大丈夫でしたら召し上がりませんか?」
「あーうん、ちょうど小腹空いてたところだっかからもらおうかな、蓮も食べるだろ?」
「あ、ええ、そうだね喜んで頂くよ最上さん・・」

蓮の眩しい笑顔に今度はキョーコが一瞬固まったが何とか持ち直して

「はい!少しお待ち下さいね!(こっこの笑顔、無駄に疲労するし本当に心臓に悪いわ!)」

少しぎこちない笑みで答えた。

ロビーにはそこそこ人がおり、会社から振舞われたお汁粉を美味しそうに食べている姿もある。
そこへ蓮が現れてお汁粉を食してるので女性社員達も少々色めきだつ。そんな周囲の気配を知ってか知らずか

「うん、甘さ加減もちょうどいいよ・・」

お汁粉より甘い表情をキョーコに向ける。

「さ、さようでございますか・・・」
「最上さんが作ったものなら何でも美味しいけどね・・」
「ま、また敦賀さんそんなこと・・」

キョーコは引きつり笑いで受け答えている。

(おい!蓮!こんな人目のあるところでそれ以上色気ださないでくれよ!!)

少し離れた所では蓮の表情に落ちた女性が何人もへたり込んでいる。
社は収拾つかなくなる前にと

「このお汁粉のあとのお茶がまた美味いよな」

そう言ってお茶について語っていたのだが・・・
このときの社はまだ知らなかった。去年と同じ現象がまた起きる事に・・・




2月14日

「何でなんだ!?」

社は頭を抱えていた。

「去年のチョコ&ぬいぐるみ(犬)現象に続いて今年も!」

社は今年もバレンタインにチョコレートを沢山もらっている。

「抹茶味のチョコやら、チョコ&日本茶、チョコ&湯のみ・・・なんでお茶!?」

この不思議現象に途方に暮れる社であった。




終わり



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