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白銀に解けての続きを勝手に妄想

調子に乗って続きなんぞ書いてしまいました。マリモ様にお伺いしたところOK頂いたのでUPしちゃいますが、すみません~雰囲気を壊しちゃったかも(^_^;)
ただのじゃれ合いな話です・・・。



「おっまえ本当にバカ紳士過ぎだ」

病室のベッドで雑誌を捲る蓮に社は言い放った。
蓮がその言葉に反応し社へと視線を送ると

「山小屋で2人きりで~なんてそういうときこそ気分が盛り上がったりしないか!?」
「ははっそうですね・・ただその前に意識とんでしまってましたから」

ばつが悪そうに蓮が語る。

「まあ、非常事態だったからな・・」

少し軽口が過ぎたかと社は声のトーンを落として言った。

蓮とキョーコが救助され病院に搬送された翌日の夜、蓮の熱も下がってきて落ち着いていた。だが医師からはあと1日2日は静養するように言われている。分刻みで詰まっている蓮のスケジュールを思えばのんびり入院している場合ではないのだが、だからこそ今しっかり身体を休める事が大切なのだということだった。
社は変更されたスケジュールのチェックを終えてふと壁にかかった時計を見やり

「さて、そろそろ・・」

そう言いかけたところへドアをノックする音が重なった。

(時間ピッタリだな)

社が応対に出るとその予想通りの人物、キョーコが丁寧に挨拶した。

「こんばんは社さん、敦賀さんの具合どうですか?」
「お疲れ、キョーコちゃん、蓮ならもう大丈夫だよ・・それで俺事務所に連絡事項あるから、キョーコちゃんあいつの相手してやっててね」
「あ、は、はい」

バタバタと去っていく社を見送っていると中から声が掛けられた。

「最上さん、お疲れ様・・」
「あっ敦賀さん、起き上がっていて大丈夫ですか?」
「うん、もう熱下がってるし」
「そう、ですか・・良かった・・」

キョーコはほうっと息をついて、蓮に促されベッドの脇にある椅子に腰掛けた。
そして今日の撮影の事などを報告がてらに話すキョーコだったが

(でも良かった・・・敦賀さん、覚えてなくて・・あの時非常事態だったとはいえアレやコレやしてしまった上に思わずあんな事口走ってしまったり・・・って本当に何しちゃってるの、私!!!)

本人を前にしてうっかり思い出してしまうと恥ずかしさも倍増で瞬時に湯気が出そうに赤くなる。それを蓮が訝しく思うのは自然な事で・・

「最上さんどうかした?」
「へ!?あ、いええ何でも・・っとそれよりしょ食事!病院の食事はちゃんと摂られてますか!?」
「!?」

蓮がキョーコの無理やり感のある話題の振り方にすぐにつっこめなかったのは、食事の事で後ろめたさがあるからであろう。キョーコは鬼の首を取ったように

「やっぱり!ちゃんと召し上がらないとダメですよ!!先生にも散々食生活について注意されたでしょう!?その杜撰さが今回のような結果を招くんですよ」
「それを言われると一言もないな・・実際倒れたの俺だけだし・・でもどうも食欲が湧かなくて・・」

蓮はすまなそうにキョーコを見る。そんな視線一つに鼓動が跳ねるキョーコだが、それを認めたくないと心に喝をいれ

「分かりますけど、でもなるべく食べて下さい、退院してからなら敦賀さんの食べやすいもの私がお作りしますから・・」

だから元気になって復帰して残りの撮影頑張りましょう、と続けるはずがそう出来なかった。
蓮の雰囲気ががらりと変わったからだ。

「へえー・・・」
「!!!???(な、何で急に夜の帝王なの!?や、具合悪いから多少は艶か色っぽい感じではあったけれどっ)」

「何かプロポーズされてるみたいだね?」
「なっ!!」
「俺の食事の用意してくれるんだろう?嬉しいな・・」
「そ、それは病み上がりの敦賀さんにですね・・」
「うん、でも食生活の改善なんて一時的なものじゃ直らないよ」
「直らないよって少しは自分で直す気持ちを持って下さい!」
「君の作った食事をずっと食べ続ければ健康を保てるだろう?」
「だから、他力本願にせず自分で・・」

埒の明かない会話は社が戻るまで暫く続くのだった。




終わり
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