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フリー作品です

今日は仕事休みでちょっとのんびりしています。やるべきことはいっぱいあるんですけどね・・・。

実は12月でブログ開設1年になります。
文章力はまるでついてないですが、細々ながらも続けてこれたのは訪ねて下さる皆様、そして拍手やコメント下さる方々のお陰だと感謝しております。有難うございます。これからも拙いものしかありませんが、皆様の暇つぶしにでもなればと思っています。

いちおう節目ということでフリー作品なんぞ用意しましたので、需要はないと思いますがご自由にお持ち帰り下さいね。



帰したくないから・・・




「・・ここは?気持ちいい?」
「ん、すごく気持ちいいです・・」

俺の手によって解されている少女はとろんとした声で答える。

「ここはどう?」
「ちょ・・っと痛いけど気持ち・・いって敦賀さん、お上手ですね・・」
「クス・・・君の身体の事なら隅々まで把握してるよ?」
「!!敦賀さん、またそんないかがわしい言い回しをっ」

頬を染めて身体を起こそうとした彼女を宥め賺す。

「ほら、まだ起きない、力抜いて?マッサージ途中なんだから」

事の発端は彼女とテレビを観ている時、肩をまわす仕草のこの子を見てちょっと悪戯心がわいた。
最初は頑なに拒否していた彼女も「じゃあ、少しだけお願いします」と素直に横になってくれた。
首の後ろから肩、二の腕に背中を強弱をつけ揉み解す。腰へは少し力を入れて押す。

「うっ・・」
「痛い?」
「い・・え、効く~って感じです」
「クスクス・・俺より若いんだから・・」

時々軽口を交えながら、太ももからふくらはぎに移動して「どう?」と訊けば

「んん・・きもちい・・・です」

少し呼吸を乱して答えてくれて顔が緩んだ。
肌を重ねているときは、どんなに訊ねても恥ずかしがって「気持ちいい」なんて言ってくれないのに。

それに我が儘を言ってくれない君は「帰りたくない」なんて言葉も出てこない。

実はマッサージなんて口実だ。始めた時点でもうこの先は決まってる。君は俺が明日朝早いことを気にしていたから帰るつもりでいたろうけども、残念ながら帰してあげられない。そんな気分になっていない君を自分から俺を望むように仕向けるなんて簡単だ。本当に君の身体のことは熟知しているのだから。

俺しか知らない君のスイッチ。
ただの普通のマッサージにしか感じていないだろうけど、少しずつ確実に俺に落ちてきてる。そろそろ君の中で熱を持ち始めてるはずだ。

最後に全身を軽く揉んで「終わったよ」と抱き起こしたら上気した切なげな君の顔。

「どう?身体解れた?」
「えっと・・あの・・・」

もじもじしながら俺のシャツを掴んでもたれかかってきた。

「ん?」

ちょっと意地悪に聞き返すけど、歩く純情さんな君が言えるわけないよな、マッサージで変な気分になったなんて・・。

「寝室へ行こうか?」

吐息混じりに耳元で囁いたら顔を真っ赤にして、でも小さく頷いた。

望んだのは君だよ?
・・・仕向けたのは俺だけどね・・

たまにこのテを使うなら有効か、などと思いつつ彼女を抱き上げた。

大丈夫、その気にさせた責任はちゃんと取るから。

こんな俺はやっぱり悪い男なのかも知れない。



終わり







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