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呪縛を解くのは・・・(21)

これでラストです。ダラダラと続けてしまいましたがここまで読んでくださった方へ、どうも有難うございます。
作文以下の文章ですが、文はともかく雰囲気だけでも楽しんでいただけてたなら幸いです。今回クーとジュリからはじめましたので、終わりもこの2人の会話で終了にしました。その後の蓮キョが放置になってしまってますが・・(汗)その後は番外編みたいな感じで・・かな。


“クス・・また観てるのかい?ジュリ・・”

いつもの広すぎるリビングで大画面を見続けるジュリエナにその夫クーヒズリは声をかけた。
クーはトレーにのせた自身が淹れたココアを妻の前にことりと置いた。そして自分の分もテーブルに置いてジュリエナの横に腰掛ける。ジュリエナはそれを一口飲んで隣に座る夫へともたれかかった。クーはジュリエナの髪を優しく撫でながら

“それにしてもわたしが長期ロケで不在の間にそんな事があったとは”

そんな事、とはいつかの電話で蓮とキョーコが付き合う事になったという報告の事なのだが

“そんな大事な時にその場に居れなくて残念だよ”

ジュリエナはチロリと夫を見やり

“大事な時に傍に居れない辛さ、少し解った?”

と意地悪そうに笑んだ。きっと前にジュリエナが留守の間に息子を日本へ送り出したときの事を言っているのだろうとクーは苦笑して

“ああ、痛感したよ・・それにこうなったのはきっと君がキョーコに会いに行ってくれたからだろう?”

その後クーは自身がボスと呼ぶローリィに電話で訊いたのだが、詳しくは分からなかったがジュリエナが頑なだったキョーコの心を解したのだろうと話していた。

“さあ・・どうかしらね・・・”

何かを含んでいるように微笑むジュリエナは壮絶に美しい。

“早く私達の元へ来てくれないかしら・・”

ジュリエナはまた画面へと視線を戻す。そこには先日送ってもらったばかりのキョーコが出演しているドラマが映し出されている。

“わたし達の子供達は頑張り屋さんだからね、きっとすぐだよ・・それより”

クーはわざと拗ねたような仕草をして

“君が素晴らしい母親なのは分かっているけど、たまに揃った2人のオフなんだからわたしのこともかまって欲しいね”

ジュリエナはクスクス笑ってDVDの一時停止ボタンを押した。

“愛してるわ”



歳を重ねてもヘビー級な愛情のクー夫妻、その血を受け継ぐ息子。キョーコがその重い愛情に囲まれて暮らす事になるのはまだ少し先の話・・・。



終わり



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