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呪縛を解くのは・・・(14)

ご訪問有難うございます。久しぶりの更新です。子供が熱出したり、旦那が熱中症になったりと身内が病気?続きでなかなかパソコン出来ませんでした。少しゆっくりペースになりますが、またポツポツと更新したいと思います。宜しかったらまた覘いてって下さいね。

今回はキョーコちゃん夢の中で、な話です。短めです・・。



何だか身体がふわふわする…それに優しい声で子守唄のようなお伽話が聞こえてくる。
誰?お母さん?・・・違う、そんなわけない、だって私は誰にも愛されない子だもの・・・。

『あなたは皆に愛されてるわ、だから怖がらないであなたも愛してあげて』

高くて透き通るような綺麗な声・・・妖精や天使だったらこんな声なのかな。
・・ああやっぱり。とても美しい羽をを持った妖精が近づいてくる・・その手に持っているのは・・・。
私が厳重にしまいこんだ箱・・鍵をいっぱいかけて絶対開かないようにしていたはずなのに、鍵が全部無くなってる。・・嫌だ、それ開けたくない。
私は拒否するように首を振るけど、目の前の妖精は微笑んでそれを差し出す。

『怖がらないで、これを開けてもあなたは前のあなたとは違うから』
『勇気を出して』
『キョーコちゃん』

いつの間にか周りには小さな妖精達が応援してくれている。
少し不安だったけどその箱をおずおずと受け取った。
ずっと胸の奥の奥に閉じ込めた箱・・・。これを開けたら・・

『宝物がでてくるわよ』

え?今の声はジュリエナさん…のような気がする。

『そして王子様が悪い魔法を解いて目覚めさせてくれるのよ』

ふふ、お伽話のお姫様みたい。皆が応援してくれる…開けてみようかな・・・
手に持った箱を見つめ、ゆっくりと蓋を持ち上げる。
開けた瞬間、眩しい光が飛び出してきてその後誰かの姿が浮かび上がった。
背が高くてスラリと均整の取れた身体。この人は・・・

「…最上さん?」

低くて甘く優しい声。
そうか、夢なんだこれ。だから王子様になって出てきたんだわ。
ジュリエナさんが悪い魔法を解いてくれるって言ってたもの。
本当にお姫様になったみたい。

現実にはありえないけど……だって私はお子様で対象外で…私には何もしないって言ってた。
でも今は夢の中、この人は私に愛を囁いてる。優しい口付けをくれる。
以前アイツにされたのと大違いだわ…いえ、断じてアレはキスではないけどね!

それよりそろそろ目覚めないと王子様困らせちゃうかな。物語とかだと大体王子様の口付けで目覚めるもんね。
でも混沌としてよく分からない。何か掴んだ気がするけれど…

あれ?急に身体がふわりと軽くなったような感じ。それにいい香り…この香りは覚えがある。広い胸で安心できる腕に包み込まれて気持ちよかったんだ。


・・・敦賀さん・・
せめて夢の中だけは・・・私だけの王子様で・・。




続く
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